化粧品業界に入りたい!! 野心のあるあなたにオススメなのは「化粧品企画会社」

今回は化粧品業界に興味のある方に対して参考にして頂きたいお話。

学生さんで興味のある方、中途採用で化粧品業界を考えておられる方に

お勧めする企業ジャンルについてご紹介します。

表題ですでに言ってしまっていますが「化粧品企画会社」はオモシロイですよ。

もしかすると、あなたでも大物に化けられる可能性も・・・

順を追って説明していきましょう!!

今回は企画会社についてのお話をしますが、すべての企業に当てはまるとは限りません。私が今まで関わってきた関係者とのお付き合いの中で得られた情報や経験に基づいたお話になりますのでご理解のほどお願いします。
プランナーをテーマにしたイメージ
Photo by Isaac Smith on Unsplash

まずは業界で具体的に何がしたいか

化粧品に関わる企業と言っても様々な種類があります。

この記事の前に化粧品に関連する業者についてまとめた過去の記事を読んで頂いた方が

分かり易いかもしれませんのでよかったら是非参考にしてね。

当たり前かもですが、自身が化粧品というジャンルでどのように関わりたいのかを考えましょう。

他の業種・職種同様に様々な部門、役割とが連動して成り立つビジネスとなりますが、

みなさんは会社で具体的にどんな関わり方をしたいでしょうか。

「とりあえず自分で商品を作ったり売ったりしてみたい。」

「自分のアイデアやセンスをビジネスに活かしたい」

みたいな方、多いんじゃないかな。楽しそうですよね。

どうせやるなら花方の部門がいいでしょう??

この記事を読んでくださるあなたは化粧品に対して、愛情があり、自分にとっても人生で必要であり、

さらに自分なりの知識や考えを持っておられる・・

そういう趣向性・こだわりをビジネスとして活かし、他のユーザーにも伝えたい・・・

そんなお考えを持ちだったりしないでしょうか。

かといって、原料や処方、効果、薬機法。。。深い知識は無いから無理・・・・・・

 

いやいや、あきらめないで。

 

熱意があれば可能性はありますよ。

そんな方でも業界入りは可能ですし、うまくやればビジネスでのし上がることも夢じゃない。

なんといっても自分の趣味を仕事にできるほど幸せな事はないですよね。

化粧品の企画会社とは

企画会社って何するところ??

文字の通り商品を企画するのがお仕事になります。

企画会社と言っても、どの範囲まで関わる企業なのか様々あります。

企画だけやる会社

企画をして販売までやる会社

研究部門を所有し、企画・処方設計までやる会社    などなど。。

さて、企画会社はプランナーとしてどんな人材を欲しがるのでしょう。

会社の考えによって様々だと言えますが、

個人的には化粧品への興味や熱意、具体的な企画案なんか提示できれば良いと思います。

検定取りました!!みたいな基礎知識よりも、情報力を武器とする方がいいかもしれません。

リサーチする力・それを分析する力が必ず必要になる仕事ですからね。

採用についても、専門職よりは比較的入りやすいのではないかと思います。

未経験OK、ジャンル違いからの応募OKの企業もたくさんあると思います。

プランナーは営業職的ニュアンスが強く、最初は専門性が無くても通用するポジション。

専門職のように最低限必要となる学歴ベースのスキルや経験を要求されません。

どうしてなの??

企画の仕事をする人は、製造会社や販社さんとのお取り引きをすることになります。

専門的な技術面の話、法規の話などは製販元や受託製造企業がフォローする形になるケースが多い。

つまり取引先さんに助けてもらいながら、仕事をするうちに知識とか自然と身に着くものなのです。

(もちろん最初から専門性を持っておられる方は仕事をする上で大きな強みになります)

頑張り次第でどんどん成果が出せますよ。

企画会社で働くことの強みは何と言ってもコネクション形成にある

企画会社は取引先と協力して化粧品ビジネスを進めていきます。

関係企業との関わりは必須となり、数多くの取引先と折衝をすることになるでしょう。

どの業界でも同じですが、人脈の形成はビジネスの上で最も必要な事ですよね。

次に業界の繋がり方についてザックリ説明!

まずは化粧品を作って売るまでの流れはめちゃくちゃ大雑把に言うと次の通り

製品の企画発案  →  製剤の研究開発、製造  →  販売

企画会社は企画を発案しますが、それを具現化するためにOEMへ委託、

さらにできたものを販社へ卸すルートが必要ですよね。

この場合企画会社から見て、OEM企業は委託業者、販社はお客様という関係になります。

つまり間に挟まる立場が企画会社になるわけなんですね。

仕事を頼める会社、仕事をもらえる会社とのコネクションがあれば、

それだけでいろいろできてしまうってわけなんですね。

能力があって野心家のあなたは是非独立起業を目指しましょう!!

私もOEM企業の技術者として、多くの企画会社の方とお付き合いしてきました。

本当にいろんな方がおられますが、能力のある方に共通することがありまして・・・

そんな方は結局会社を辞めてしまわれるんですよね。

しばらくすると、新しい企画会社に転職、あるいは自分で起業されたりするんです。

企画会社の業務は、案件担当制のところが多いようです。

一連の業務をそれぞれ縦割りで分担するのではなく、案件ごとに

個別で担当を受け持ち、最初から最後までヤルという仕組みですね。

そのような仕組みでは、社員さんは一人で仕事を取って、外注して、製品を納めるまで

出来るようになってしまうんです。

あとはお客様と委託業者との信頼関係、コネクションが出来れば

サラリーマンンとして搾取されずに、自分の成果を総取りでビジネスが出来るようになるのです。

・・・・・・・

スイマセン。。。簡単そうに書いちゃってます。

確かに能力やセンスが必要で、誰でも出来まっせじゃありません。

起業まで考えると、資金力や経営の能力も必要になってきます。

あくまで、いろんなステージへのステップアップの可能性を見いだせるというお話になります。

野心的な方、自信のある方は挑戦する価値はあるかもしれません、

好きな事、こだわりたい事を仕事にすること、さらに

全てを自分の裁量で決められるなんて、文句なしの最高じゃないですか。

実は多い・・・派閥による会社の分裂、個人の独立

企画会社だけじゃないんですが、化粧品業界って会社が分裂した話を結構耳にしたりします。

A社はもともとB社から分裂したんだよ・・・てな話

もしかすると他の業界でもそんな話が多かったりするんでしょうかね。

企画会社の場合、条件がそろえば起業できる可能性をお話しましたが、

そこまでチャレンジャーでもないって方、多いでしょ。。

最近では転職回数10社目、なんて、ケースも日本でたまに聞くようになりましたが、

会社に入るときって、基本的に腰を据えてって前提で志望しますよね。

しかし、実際は入社してみないとどんな会社かなんて分からない。

自分が成功して業績を上げているのに、会社が評価してくれない・・・とか。

そんなケースになると、やっぱりやる気無くすし、やればやるほど仕事が苦痛になる。

いろんな意味でもったいない結果になってしまう。

企画会社でも企業が分離するケースがやはり多いんですよ。

ある会社でだれか一人が決起したとします。

そんな時、もしあなたの仕事を認めてくれていたりしたら・・・

おそらくお誘いが来ると思いますよ。「よかったら一緒にやらないか??」とね。

誘うってことは現状の待遇見直しや、自分の意見もある程度聞いてくれる可能性があります。

ステップアップのチャンスですよね。

独立して個人経営する人も多くいますが、

志を同じくする者同士で起業して、会社を再起動するケースもよく聞く話。

ってことで、例えば会社選びで失敗してしまっても、

能力次第でつぶしが効く人材になれる仕事って事なんですよね。

これって、仕事を選ぶ上で優位に立つために最も重要なポイントだと思いますよ。

決して甘い世界ではない。。地道にコツコツと・・・

ここまで夢のような事ばかり語っちゃいました

企画やってる方々からすれば、舐めているのかと怒られるかもかもしれませんね。

今回の記事は企画会社の仕事は簡単で誰でもできるよっ!! って趣旨じゃないからね。

どんな仕事でも簡単にうまくいく話なんてないよね。

もちろん、入ってからの努力は必要ですよ。

でも、化粧品リテラシーの高い皆さんでしたらいい仕事できるんじゃないかと思うんです。

企画の仕事で成功させるためには、積極的にいろんな事を会得していってください。

マーケティングの技術を養い、市場の要求するところを見出しましょう。

それが自分の趣向性と合っていればチャンス!!大いに「自分流」をアピールして形にしよう。

自分の考えと違った場合でも、

抵抗せずに客観的に分析し、市場のニーズに沿ったものを新しく開拓していきましょう。

自信の趣向性が変わるかもしれない。新しい「気づき」になるかもしれませんよね。

どうしても意味が分からない、理解できない、そんなものが売れるはずがない・・・・

それでも、受け入れてみてください。

仕事にした時点で、趣味の一線を越える心構えは必要です。

自分の思い通りの仕事ができるのは理想だけど、そんなケースは稀なんです。

一番大事なのは消費者ニーズに答えて、

会社の利益を生むこと、これは双方にとってウィンウィンの結果なんです。

こういったケースでは、あなたの趣向性については優先順位がものすごく低いことを受け入れましょう。

次に、取引先に教えてもらうと言いましたが、依存するヒトは嫌われます。

ちょっとずつでも良いので学習する姿勢で努めてください。

企画さんに処方の細かい話まで理解しろ言う技術者はいないでしょう。

でも、簡単な情報レベルの話をいつまでも教えて君、教えてちゃん、では

いくら仕事の付き合いとはいえ嫌われちゃう可能性がありますよね。

お互いの信頼関係はコネを強化する上で大事な事です。頑張ってね。

まとめ

化粧品の企画会社の仕事はオモシロイ

商品を企画して開発、製造から販売まで、全般に関わることが出来る仕事。

取引の中で様々な立場の人間に出会う機会があり、コネクション形成しやすい。

また、それぞれのスペシャリストからノウハウを学べるチャンスもある。

合わない企業に入ってしまっても、能力次第では独立や仲良し同士で会社をやり直すことも可能

仕事の性質上、実績を積み上げればつぶしの利く人材になれる職業。

 

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました