残念ながら世の中には紛らわしい化粧品も存在します。
大きく美容成分を謳っているのに実際はほとんど配合されていない商品です。
いくら安かったとしても、できれば避けたいところですよね。
中には簡単に見分けられる方法があります。
今回取り上げるのはコエンザイムQ10です。
Q10の配合量が少ない化粧品の特徴:
これだけです。
では、CoQ10の性質から詳しく説明していきます。
コエンザイムの特徴 油性で黄色
コエンザイムQ10は化粧品の成分名称として「ユビキノン」になります。
医薬部外品でも配合の前例があり、その場合名称は「ユビデカレノン」ですね。
ビタミンの一種で健康食品とかでも有名な成分です。
水には溶けない油の仲間で、生タマゴの黄身のように鮮やかな黄色をしています。
油性の成分は水には当然溶けませんが、油同士では混ざったりしますよね。
でもこのユビキノンは好き嫌いが激しく、溶けやすい油があまりありません。
ユビキノンを水が多い化粧水とかに混ぜ込むのはとても難しいのです。
あと、医薬品の成分になるので化粧品では配合の上限(0.03%)が設定されています。
化粧水での高配合での製剤化は難しい
化粧水に油を配合する場合、活性剤で乳化、あるいは可溶化されたものになります。
乳化っていうのはクリームの液状版でして、見た目が牛乳のように白くなります。
可溶化っていうのは油の粒をかなり細かくして、水に溶けたみたいにすることです。
見た目は無色透明になりますが、ユビキノンの可溶化はできません。
(できる人いたら情報チョーダイ!)
ということで、乳化されている商品でしたら高配合の可能性があります、
ローションの外観ですとは黄白色の懸濁液となるんですね。
理論だけで話をしましたが、この乳化状態で安定な処方を組むのも難易度が高いです。
ところで。。。
ローションって結構無色透明多いですよね、
多少濁りがあっても黄色ではないですよね。
色もない・濁りもない化粧水で、コエンザイムとか書いている製品は
微量配合になるので、あまり効果は期待できないかもしれませ
正真正銘のホンモノ 化粧品の10倍 DHC 薬用Qシリーズ
もしコエンザイムQ10の化粧品で十分な量が配合されているものが欲しいのであれば
DHCの薬用Qシリーズをオススメします。
医薬部外品なので国の承認を得ており、広告の内容には信頼できます。
化粧品で配合上限がある医薬品成分のコエンザイムを
医薬部外品として上限の10倍量、つまり0.3%まで配合を可能にした強者です。
見た目も綺麗な黄色をしており、コエンザイムが入っているのがすごく分かります。
「美白」と「乾燥による小ジワを目立たなくする」といった効能効果があります。
10倍の濃度とかって医薬部外品で承認取るのは難しいのです。さすがDHCですよね。
医薬品レベルの基準を要求され、申請のコストもすごくかかります。参考記事
そこまでしても化粧品の10倍量のコエンザイムにこだわって作られた商品
試してみる価値があるかもしれませんよ。
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